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Square's Column

スクエア・コラム

ストーリーに惹かれて

  • 執筆者の写真: ono chizuru
    ono chizuru
  • 2025年12月20日
  • 読了時間: 2分


弊社は東京の四ツ谷にあります。


その四ツ谷には「わかば」という

有名なたい焼き屋があり、


東京の御三家と言われる

このたい焼きは

いつも行列ができていて

30分〜2時間並ぶらしい。


私は行列に並ぶのが得意でなく


四ツ谷に居ながら

一度も食べたことがありませんでした。



しかし


年に10回ほど研修を担当させてもらっている

富山県のある企業に向かういつもの道中で


みつけてしまったのです。


「たいやき わかば 富山店」という看板を。



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タクシーの中でパッと目に入ったそれを見て

すぐに検索したところ


四ツ谷の「わかば」がのれん分けしたお店、とのこと。



その日の研修のオープニングで

その出逢いの話をし、


人事部の担当者さんにも

四ツ谷との繋がりなどを話していたら


なんと、翌日

研修が終わる時間に合わせて

寒い中、車をだして

たい焼きを買ってきてくださったのです。


人事部の他の皆様と一緒に

5人でほっと一息な

もぐもぐタイム。


そのたい焼きのあたたかさと

その方のお心の温かさが


心身に沁みました。



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そして、初めてたべた

わかばのたい焼きには、


こんな冊子がいっしょに入っていました。




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わかばの人気は


昭和28年3月19日朝日新聞で

直木賞作家の安藤鶴夫さんが

わかばのたい焼きを「尻尾まで餡が入った誠実さ」と評したのが

ことのはじまりだったそう。


_____


しっぽから食べたら、しっぽのはじっこまで見事にあんが入っていた。

戦争この方、もう永い間、そんなたい焼きは食べたことがない。

いたく感動してそのことを主人に褒めた。

すると主人は、それを言っていただいきたかったが、初めて言ってもらえたと

ほろりとした。

戦争以来、当たり前のことが当たり前でなくなったこの時代、

うまいまずいの話でなくて

このたい焼きに、人間の誠実さを味わった。


_____



省略/意訳して記載しましたが

そんなストーリーが書かれていたんです。

なんだがグッときてしまいます。


そして


そのとおり

しっぽのはじっこまで、見事にあんが入っていました。



その、わかばのもつストーリーと

人事部の担当者さんのストーリーが掛け合わされて


わたしのなかで

「わかばのたいやき」は、

ものすごく特別なものとなりました。


”ストーリー”のもつパワフルさを

改めて感じた出来事でした。

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