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  • 執筆者の写真ono chizuru

「ほめる」というサプリメント ①



「ほめる」という行為に

とても興味を持っています。


以前、


人のことは全く褒めない

けど自分は褒められたい


それが

思いっきり全身に溢れでている

同僚がいました。


世の中って

本当にいろんな人がいるんだなと


彼を通じて

たくさん経験させてもらい


いまの自分の原動力のひとつとなり

とても感謝しているのですが、



そんな

「ほめること」に興味を持った私が

先日受けた


ほめ育財団の道下先生の講義の

eラーニングで


とても勉強になったことがあったので

ここにシェアしておこうと思います。
















なぜ、今「ほめる」ことが大切なのか


大きな理由は

「労働人口の減少」


どれだけでも優秀な人財を確保できる

という企業は多くありません。


どこの会社も

有能な人が欲しいけど


すぐにそんな人を採用できるわけではない



だったら

今いるメンバーで最大の成果を出す

ようにするしかないのです。


改善点、ダメなところにばかり

目を向けていると


そうじゃなくても

やらなきゃいけないことが多いのに

タスクばかりで処理できなくなります。


だから

今いるメンバーの

良いところを引き出して

補いあって

今できる最良を求めていく。


そのために

「ほめる」ということが

大きなポイントになってきます。



1925年にアメリカの心理学者

エリザベス・ハーロック博士が行った

有名な実験があります。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


1)子どもたちを3つのグループに分けて

計算テストをさせる


2)テストの結果について、

 グループ毎に対応を変える


 A:出来ていた部分をほめる

 B:出来ていない部分を叱る

 C:ほめない・叱らないで放任


3)テストを1日1回 5日間繰り返した結果


 A:5日間連続成績UP

 B:初めの2日間は成績上がるが以降低下

 C:2日目少し上昇も 以降大きな変化なし


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


この実験により

ほめることが

人の意欲た能力をより引き出すという

結果が導かれました。



ほめられると

人には


自己重要感

自己有能感

自己好感


が生まれます。


つまり


「自分は外の世界に何らかのインパクトを

 与えることができる人間である」


という肯定感。


これが内発的動機づけに

なるわけなんですね。



ほめられた人は

自己有能感や肯定感を持つ


逆にいうと

ほめてもらえない人は

自己無能感を抱いてしまいやすい


このことは仕事を通して

わたし自身

身に染みて経験しています。



ほめることの重要性はわかりました。


でもそれには注意点とポイントがあります。



それについては

次回記すことにいたします。





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