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  • 執筆者の写真ono chizuru

9月の終わりに

更新日:2021年9月13日

9月も終わりのある日

学びと内省の時間を 人と共有していた中で

ドラッカーの「3人の石工」の話が

出てきた。

有名な話なので

私も講習で話したりしている。

ー3人の石工が

 何をしているかを聞かれて、

 それぞれが

 「暮らしを立てている」

 「石切りの最高の仕事をしている」

 「教会を建てている」と答えた。

 第三の男こそマネジメントの人間であるー

(ドラッカー『マネジメント 課題、責任、実践 中』/ダイヤモンド社)

お金のためだけじゃなく

職業意識だけでもなく

「自分が石を切って仕事をし

 教会をつくることは、

 多くの人の心の安らぎの場をつくることになる」

というように

自分の仕事の使命を理解し

自分はどんな価値を生み出しているのかを

考える能力。

それが必要だよね、と。そういう話。

『マネジメント』というと

仕事における管理って感じで

部長とかマネージャーに必要そうな言葉に

聞こえるけど

むしろ

今の時代に求められるマネジメントって

「自分マネジメント」

なんじゃないかと改めて思ったのでした。

今いる環境の中で

どう価値を見出して毎日を過ごすのか

自分を成長させるために

今なにが必要なのか

それがどう、世界に繋がるか。

それを

想像し、考えて、行動に移す。

そういった「自分マネジメント」能力。




“考える”っていうのがポイントで

今はスマホが何でも教えてくれるから

うっかりすると

頭の中を情報が右から左へ流れてはいくけど

咀嚼せずに毎日を過ごしてしまう。

私は自分に甘いから

ダラダラ〜っとしているうちに

あっという間に1ヶ月が過ぎ

半年が過ぎてしまう。

なので

人を頼りにさせてもらって

自分をなるべく

そーいう環境におくようにしようと

改めて思ったのでした。

進みたい方向で既に先を歩いてる人たちから

刺激を受けて

マインドセットの時間をもつ。

そしたら

考えるのが得意じゃない私でも

否が応でも

そーいう時間がつくれる!でしょう。

うん、そーしよう。

「人生とは

 いつどこで誰と出会ってきたか だよ」

と教えてくれた

偉大な銀座の商人の言葉を

思い出したのでした。

明日から10月、

あなたによき風が吹きますように。。。


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