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  • 執筆者の写真ono chizuru

経営者インタビュー/“自分事”にする天才

最近、多くの経営者さんにお話しを伺っています。

(記事にするのが全然追いついていないのですが)


先日、会社を30社以上経営している社長に

お話しを伺いました。


その方は、わたしの頭では考えたこともないような

ものすごい人で、

お話しを聞いていてめちゃくちゃおもしろかったので

ここにシェアします。


その社長の守備範囲は多岐に渡っていって

介護事業、保育事業、飲食、歯科業、不動産業、宅配牛乳などなど

さまざまなのですが


どれも一緒なんだと社長は仰います。


「どれも、相手は ”人” なんだよね」
















なので、面接をするときには 「対ひと」に関する

基本的な資質を見ているとのこと。


1つ目は、相手の目を見て話せるひとかどうか。

2つ目は、早口になっていないかどうか。


1つ目の理由はすぐに共感できますが

早口な人を採用しないという理由は?と伺うと

次のような答えが返ってきました。



早口なひとは、それだけ人を傷つけるリスクがある。

同じことを言っていても、ゆっくり話すひとにはそのリスクが低い。


面白い観点だなーと思いましたが、

ちょっと納得。


早口だと、

感情を整理せずにそのまま表に出している印象があったり

勢いで勝とうとしていたり

自信のなさの現れだったり


そういったものが表に出ている気がします。


考えたことのない発想でした。

そして、なんか、本質を突いていると感じました。




その社長のすごいところは

面接時の視点だけではありません。


舞い込んでくる仕事や、出会いや出来事を、

「自分事」にするのが天才的にうまいのです。


だから、出会いを

ただの出会いで終わらせない。


自分の事業の中でどう活かせるか

自分の事業との接点がどうもてるかなど

常にそんな発想でいるから


なんでもかんでも仕事にうまく繋がる。

いや、繋げる。



そんな社長から、

ものすごい刺激を受けたのでした。




人は、ひとから学ぶのですね、本当に。




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