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執筆者の写真ono chizuru

目から涙の姪、目から鱗の私。『why』を考える



私には6歳と4歳の姪っこがいます。


先日、下の子が上の子にパンチをお見舞い。

喧嘩していたわけではなく

自我が通らなかったのが嫌だったんでしょうね。

ガン泣きしながら2回も叩いたので、

お母さんが登場。


そこでお母さんは

「お姉ちゃんを叩いちゃダメでしょ!!」


とは言いませんでした。


①「なんで今 ママに呼ばれたと思う?」

「お姉ちゃんのことを叩いてる姿を見て

ママはすごく悲しいな」

「ママはAちゃんのことが大好きだから

お姉ちゃんにも周りのみんなにも

Aちゃんっていい子だなって思ってもらいたいな」


②「さっき本当はどうすればよかったんだろ」


③「今から何をしようか」


そんな会話から

その子は、


自分が泣いているのはおかしくて、

本当は泣きたいのは叩かれた方の

お姉ちゃんで、

叩かずに言葉で「貸して」って

言えばよかったと自覚して、

自分からお姉ちゃんに謝りに行っていた。


この、妹ファミリーのやり取りは


いま「人と人」ということに

フォーカスして

色々学んでいる最中の私にとっては

目から鱗な出来事でした。

















モチベーションコーチで

アメリカで人気のコンサルタントである

サイモン・シネック氏の

「Why」から始めよ、という

ゴールデンサークル思考法。


相手に対して説得力を持って伝え

相手の心に訴え

行動に移してもらうには

Why How Whatの順で話す。


①なぜそうしたいのか。

 なんでそう思うのか。

 志とか信念とか理念から話を始めて


②それを実現させるために

 どのように行動するのか


③具体的に何をするのか


これが秘訣で、

Apple社やキング牧師を例にして

唱えています。


なるほど。Whyから始めるのか。



でも「なぜそうなのか」と

核心の部分から始めるのって


そのことに対して自分が

本当にしっかり考えていなければならないし

自分の芯がしっかりしていないとできないし

時間がかかる。

ちょっとめんどくさい。


だから


商品だったら

「こんなに良いもの作りました」とか


人への指示だったら

「こうしなさい」

「これ、おんなじようにやっといて」とか


人のミスだったら

「どうしてできないんだ」とか


Whatを中心で話してしまう。


のかな。


妹は、サイモン・シネックのことは

たぶん知りません。


けど

人に動いてもらうために必要なことを

心得ていて、実行している。

すごいな妹。


子育て本に書いてあったのを

読んで実践してるのか。

ちゃんと相手にわかってもらいたいっていう

愛がそうさせるのか?


しかも

「キミはこうしなければならない」ではなく

「そうしてくれると私は嬉しいな」と


YOU have to なメッセージではなく

私を主語にした「 I メッセージ」にしている!!


すごいな妹・・・!!


まぁまだ小さくて我の強い姪っこは

それでもまたきっと

お姉ちゃんのこと

叩いちゃうんだろな。


そしてお母さんも

粘りつよく

Why How Whatを繰り返して、

伝えていくんだろな。


そんなことを思った先週末でした。


よし。

私もWhyから始めよう。

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