質問です。 ライオンとシマウマが
草原で一緒に走っているとします。
Q:
それぞれ何していると思いますか?
A: きっと
ライオンがシマウマを追いかけています。
Q:
何でお互い走っていますか?
A:
きっと
ライオンは、獲物を捕まえるため
シマウマは、食べられないため
に走っています。
それは、
ライオンとシマウマが共に
下記のものを求めて 行っている行為と言えます。
A 快感・喜び・得・得られる
B 不快・恐怖・損・奪われる
ライオンがA
シマウマがBですね。
私もたちが行動する理由の
源にあるのは
大きくは、
快感の追求と
不快の回避のためなのだそうです。
アメリカの心理学者
ハーズバーグ氏によると
この快感の追求のことを
「動機付け要因」
不快の回避のことを
「衛生要因」と呼ぶそうです。
動機付け要因は
・達成感
・責任感
・自由度
・仕事そのもの
・承認
・褒める など
衛生要因というのは
・休日
・賃金
・福利厚生
・作業条件 など
注意したいのは
衛生要因というのは
満たしたからといっても
満足感につながるわけではない。
単に不満足を予防する意味しか持たない
のだそうです。
自分たちがより快適に
前に進むように
衛生要因も考慮しながらも、
部長や課長たち
リーダーたちには
動機付け要因を特に意識して
日々の仕事を前に推し進めるような
行動をすることが求められるのです。
私自身を振り返ってみても
こんなことがありました。
【衛生要因の実体験】
前に勤めていたことのある場所で
「来月から給与額をどんと上げる」
と言われたことがあります。
わぁ、やったー!と思っていたら
その数日後
「給与来月から上げるから、
その分 君だけ今回のボーナスは無しね」
ん????
それって合ってる?
ボーナスはこれまでの半年の働きに対して
相対的な判断のもと いただくもので、
ボーナスは私だけ無しだけど
給与は上げるねって
意味がわからない。
私は、給与が上がることよりも
そのトップの考え方に
だいぶ不信感を覚えてしまったわけなのです。
だったら普通にボーナスもらって
給与が上がらない方が
私の衛生要因(モチベーション)は高かった。
わけです。
【動機付け要因の実体験】
なんといっても
つい先日 世界に向けてワークショップを行った
という体験と達成感です。
誰に強要されたわけでもなし
フィーが出るわけでもなし。
でも、自分がやりたくてやってるから
本を何回も読んだり、
めちゃくちゃ練習したり。
すごくこだわって作り込んで
そして賞賛してもらうことができた。
まさに
内側からくる動機付けによって
行動したのでした。
・・・・
リーダーの皆さん自身は
自分で自分のモチベーションを上げる習慣を
つけて欲しいし、
部下に対して、モチベーションを上げられるような
(=動機付け要因を刺激するような)
関わり方をしてほしいものだと
そんな風に考えます。
人に動いてもらうって
すごく心とスキルを両方使う話で、
そこには
知っておいたらいいなと思う考え方や知識
言葉の使い方があります。
少しずつそんなお話しも
UPしていきます。
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